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種子の殻を剥く方法(ヤシ・ソテツ)

今回はヤシ、ソテツの殻の剥き方についてです。
どっちも発根に時間がかかりますよね。
湿度と温度を保ってひたすら待ってれば、何時かは発根するんでしょうが、せっかちの私は中身が気になって気になって(笑)
殻を剥いたら発根が早まるのかどうかは知りませんが、自分流の方法をご紹介します。
私もそんなに多くのヤシ・ソテツを蒔いた事があるわけではないので、自分がやったもので。
剥くのはトラリヤシ、チリサケヤシ、グルグルヤシです。小型のディオーンとエンセにも少し触れます。
まずは、発根してくる部分を確認しておきましょう。
できるだけ中身を傷つけたくないのですが、特に発根してくる部分に傷を付けたらアウトです。
@IMG_1102
@IMG_1103
@IMG_1104
(上からトラリ、チリサケ、ディオーン)
図の一番右側、トラリは3つ穴が開いている内のどれかから根が出ます。
チリサケは黒くて丸い蓋のどれかから。グルグルの図は無いですが、チリサケと同じようなものと考えて下さい。ディオーンやエンセは誰でも判りますね。
この部分はできるだけ触らないように。
中身に少しくらい傷が付いても殺菌剤など塗ってカビを防げばちゃんと発根しますが、傷つけないに越した事はありません。間違ってもカナズチでガツンはやめといた方が良いです。

道具ですが、ドリル、ニッパー、エアーチューブを用意しましょう。@IMG_1111

ドリルの刃にチューブを被せます。これは種子に穴を開ける深さを調節するため。@IMG_1112

これを被せずやると、中身に穴を開けちゃいますよ。
種子は種類によって硬さ、厚さが異なります。今回の3つのヤシはめっちゃ硬いです。種子の殻の厚さはチリサケが2~3ミリ、グルグルが3~5ミリ、トラリが4~5ミリといった所です。それぞれの厚さの最も薄い所の値から1ミリを引いた値、つまりチリサケ1ミリ、グルグルとトラリが2~3ミリと、いうのが、チューブからドリルの刃を出す長さです。
@IMG_1113

ではトラリから。準備が出来たら、図のように穴を開けていきます。@IMG_1107@IMG_1115
ぐるっと一周したらば、次はニッパーの刃を穴に突っ込んで穴と穴を繋いでいきます。この時すごい勢いで殻の破片が飛ぶ事があるので、というか飛ぶので、保護の眼鏡を掛けた方が安全です。
これで中身が半分覗きます。@IMG_1117
ダメだった場合位置を変えて同じ事をくり返します。
とにかく穴を開けまくって、ニッパーでパチンパチンやって下さい。徐々に殻は破壊されます。そうこうしてるうちに中身を取り出せます。@IMG_1119

そんなに時間はかかりませんし、やっていると快感を感じてきますよ(笑)
チリサケやグルグルも基本は同じです。根が出て来る所の付近を避けて穴を開けて下さい。チリサケの場合は判りづらいですが、種子に3本の稜線が見えるはずです。その稜線に沿って穴を開けていくと割れ易いような気がします。いろいろ自分でやってみて下さい。@IMG_1108
@IMG_0372
@IMG_0375

この方法で私はほぼ100パーセント無傷で中身を取り出せるようになりました。

ディオーンとエンセの、種子があまり大きくない種類(エデュレ、フェロックス、グラタスなど)は殻が柔らかいので簡単です。
@IMG_1106

図のようにニッパーの先で殻の表面を何度も削って傷を入れます。
傷を入れる形はこんな感じ。@IMG_1109
2箇所入れるんですが、この時2本の傷の間隔は5ミリくらいがいいかな。あまり間を広げると次の手順で種子を傷つけてしまうので注意。
殻の厚さは1ミリ無いくらい。薄いので慎重に。@IMG_1110

そちて2つの傷にニッパーの刃先を引っ掛てHの横棒の部分を切り込みます。
後は開口部に爪を引っ掛けて引っ張ると殻が剥けます。

以上、私はこんな感じで殻を剥いてます。あくまでも自己流なので、試してみる時は自己責任で。みなさんはどんな方法で殻を剥かれているのでしょう?もっと良い方法があれば教えて下さい。
@IMG_1120
剥いたトラリ
@IMG_1121
中には不良種子も







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ヤシに付く変なモノ

この写真をご覧下さい。
@IMG_1085
@IMG_1084

カナリーヤシの苗っこなのですが、葉っぱに気持ちの悪いモノが付いてます。
これは昨年ウチに来た時から付いていて、消毒したりしてるんですが、消滅してくれません。
ガッチリと葉に食い込んでおり、ちょっとやそっとでは取れません。爪でガリガリとこそげば取れます。
黒っぽい砂粒のような硬い塊で、先っちょから薄茶色い粉のようなモノを飛ばします。
コワ…((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル…
他のヤシには伝染してないようですが、気持ち悪いので、古い葉は切り落とし、残ったモノも爪でこそげ落して流しました。
カイガラムシの仲間でしょうか?よく判りません。
だれかこのキモー(;´;゚ё゚;;)-スの正体を教えて下さい。

ソテツ根色々

だいぶ暖かくなってきました。ミニポットに植えていたソテツどもが窮屈そうなので、鉢上げすることにしました。
地上部の特徴はよく語られますが、地下の根にもけっこう違いがありますね。

まずはEncephalartos feroxとgratus。
@IMG_1042
@IMG_1087

1枚目がフェロです。
う~ん特徴無し(笑)
若干徒長してます。
2枚目のグラは近づいてみると、小さなサンゴ根の元が出てます。@IMG_1088
ここに藍藻類を住まわせて窒素をもらう代わりに唐などをあげて共生するんですよね。

お次はMacrozamia glaucophyllaのグラちゃん。@IMG_1045
長らく水槽暮らしの為徒長ぎみ。葉っぱが青くなるそうですが、1枚目は緑ですね。2枚目に期待しとこう…(´∀`lll)
こいつのサンゴ根はすごいっす。@IMG_1047
@IMG_1046
ダブルで出てきてます。マクロザミアはこんな小さなうちから発達させるんですね。そう言えばコムニスにも立派なサンゴ根が付いてました。その部分は干涸びましたが。厳しい環境に生えてるんでしょうね。成長も遅いわけだ。

次はCycas candida@IMG_1076
@IMG_1074

凄まじい破壊力でミニポットを破りました。@IMG_1080
こやつの根には、何やら白いモノが付いてます。気持ちわるっ。

そしてCycas sp. 'Thai Silver'@IMG_1073

こいつの根は激しく太い。ミニ大根さながら。でかい根茎が出来る種類だけあります。
今まで挙げてきた中で一番最初に発根してますが、中々芽が出ません。地下の大根優先のようです。
オマケでJubaea chilensis 'Blue'@IMG_1081
@IMG_1082
@IMG_1083
一枚目から青くなるわけありませんが、ちゃんと苗になりました。


今年何枚葉が出るかな?2枚目が出れば順調な方でしょうね。遅っ(笑)
@IMG_1048

葉っぱの輸入は税関を通らないのか?

木性シダの胞子培養は地味ですが難しい所もあり、中々に面白いので色々調べたりしてます。
もう少し種類を増やしてみたいと思ってるんですが、新鮮な胞子は、中々手に入れるのが難しいです。
今まで発芽したのは新鮮折り紙付きのモノでした。

シダの胞子の保存はどれくらい出来るか?というのが、問題なんですが、そのへんの情報って私の能力では調べられません。
湿った場所に生育するコケなどよりは保存が利くらしいのですが、今までの結果を見るとそう長い事は無理みたいです。

木性シダではないのですが、こんな情報を見つけました。

Todea barbara

かな~り意訳してみると以下のように

Todea barbaraは本物の木性シダではありません。
しかし、最大150センチまで幹を立ち上げます。
複数の葉は120センチの長さで、高い位置の樹冠に付きます。
全体的な様子でDicksonia antarcticaに、類似するかもしれませんが、葉は非常に異なるように見えます。
オーストラリア、ニュージーランド、および南アフリカに分布しています。
この面白い自然配布は、これらの大陸がすべて繋がっていた時から、残存種として生き残ったことを示します。
かなり順応性があって、およそ-9.4度の耐寒性で、気候のかなりの範囲を許容します。しかし、もちろん、他のシダと同じように湿気を必要とします。
南半球でいくぶん栽培されまています。
イギリスでも栽培例はありますが、非常にまれです。
私はこれまでアメリカ合衆国で1つも見ことがありません。胞子は収穫後2、3日だけしか生きられません。そして、これはこの種の胞子を配布するのを難しくしています。




このシダはディクソニアと一緒に生えているようです。
そんで、真の木性シダではないものの幹を立ち上げ、かなり巨大になるようです。
葉の感じはディクとは違うらしい。耐寒性もあり、巨大シダマニアとしては、かなり気になる所ですね。
でも胞子の寿命が2、3日って…。輸入する間に死ぬじゃん。
この種はディクソニアより湿気を必要とするようで、リンクの写真でも川縁に生えてますね~。だから胞子の寿命も短いのでしょう。何処で読んだか忘れましたが、ワラビ(Pteridium aquilinum)などは、けっこう胞子の寿命が長いらしい。生育場所や種類によっても胞子の寿命はかなりの幅があるようです。

んで、新鮮な胞子を手に入れようと思ったら、日本で原木を地植えしてる人に分けてもらうか、現地から輸入しかないでしょう。
本場タスマニアから胞子の付いた葉が手に入れば良い訳ですよね~。

んで、現地の種子屋さんと以下のようなやりとりをしてみた訳です。
私の英語が幼稚でひどいのは勘弁して下さい。なんたって一番苦手な科目でしたから…。
翻訳サイトにおんぶにだっこ(笑)

> Hello.
> Please let me know the time which extracted the spore of the fern.
>
> Cyathea australis
> Cyathea cooperi
> Cyathea cunninghamii
> Todea barbara


> Hi,
> Spore collected in the last 6 weeks - more to go.
> Regards,


>Hi,Thank you for an answer.
>I need fresher spores.
>Can you send a fresh leaf with the spore to me?
>I live in Japan.


>Sorry but no - It would not get through customs. We can only send the spore.
>Kind regards,


>はっぱ
こんちわ!シダの胞子は何時採集したもんじゃい?

>種子屋
胞子はここ6週間で集めました!さらに集めまっせ。よろしこ!

>はっぱ
お返事あんがと~。より新鮮な胞子が欲しいっす。
胞子が付いた新鮮な葉っぱを送ってもらえますかい?
日本に住んどります。

>種子屋
ごめんよ~。税関を通れんのよ。胞子だけなら送れまっせ。よろしこ。


という感じになっとるんです。根っことか付いてない切った葉っぱでもサイテス種はそのままじゃ税関通れんのかな~?葉っぱですぜ!種子みたいにちょこっと大きめの封筒とかに入れて送ってくれば、問題無さげなんですが、ダメなんでしょうか?
それとも無理なお願いをやんわりと断られた?
この後どう返事しようかな~。

できるだけ新鮮な胞子をお願いします。
特にTodea barbaraは種子の生存期間が2~3日と、短いようです。
とでも返事しようかな~。





ハキリバチ

去年の夏ハキリバチの記事を書いたんですが、その時にデジカメの動画機能で撮影したものをYoutubeにうPしてみました。
質の悪いへっぽこ動画ですが見てやっておくんなまし。
葉っぱを切り取った後あせって・゚゚(;´Д`)・゚゚コケちゃう所が.+:。キャワ(*・ω・(・ω・*)ィィ゚.+:。゚。
今年も来るのかな~。
迷惑なような待ちどおしいような…。

胞子培養 Dicksonia squarrosa

今回の胞子はDicksonia squarrosaです。
Mr.K氏よりの頂きもの。
届いた時にはまだ葉っぱが瑞々しい状態で緑色をしてました。@IMG_1037

画像は2~3日乾燥させたやつ。
いつものように白い紙の上に置いておくだけ。
すると、ソーラス(胞子嚢群)が弾けて中からカレー粉色の胞子が紙の上に落ちます。@IMG_1038@IMG_1039
@IMG_1040

一緒に写ってる茶色い粒の大きなやつは胞子じゃありません。
ソーラスの殻です。当然これを蒔いても発芽しませ~ん。
胞子の色はantarcticaよりちょっとだけ濃いかな~?
新鮮なantarcticaの胞子写真を取り忘れたので比較できませんが、そんな印象。
胞子は時間が経って古くなると色が褪せて薄くなります。
これも同条件で撮った比較する写真が無いのでなんとも紹介できません・゚゚(;´Д`)・゚
一応1年以上経ったantarcticaの胞子の写真です。@IMG_1071

さて、新鮮ですからアンタル君と同じだとすると、約1週間~10日で発芽する予定です。
今回も蒔き方は変えません。いつもとほぼ同じ感じで蒔きます。
ちょっと気を使った事といえば、ハイポネックスの濃度。
と言っても、適当ですが、濃度をだいたい1.0g/l にすることぐらいです。極々薄く~。


ではでは11日後です。@IMG_1054

おっと~!セオリー通り発芽してますね。
見えないですかぁ~。








@IMG_10542

これなら青ノリが確認できるでしょうか。
やはりディクソニアの場合(と、言っても2種しかやってませんが)は、胞子が新しいと、約10日で発芽するようです。見てないですが、1週間で目が良い人なら見えるでしょう。
今蒔いてる同じ木性シダのCyathea australisが中々発芽しない所を見ると、胞子はけっこう鮮度にシビアなようです。









では昨日のスカローさん。蒔いてから15日後です。@IMG_1065

磯の香りが漂ってきそう。

@IMG_1067

引きの画でも緑が判ります。
あそうそう。今回やった事がもう一つ。
紙の上に落ちた胞子を集めたり、蒔床に胞子を蒔く時に筆を使ったこと。
胞子はとても微細なので、均等に蒔くのは結構難しいのですが、筆に胞子を付けて柄を指でトントンと弾くとかなり均等に拡散できます。
彩色筆などの毛が柔らかく細いものがオススメ。

今回は、胞子を育てる為の適切な光量について少し考えてみます。
胞子を入れた蒔床の置き場所としてレースのカーテン越しの明るい窓辺という表現がありますが、これにはけっこう幅があります。
季節や方角、天気によってかなり光の強さは違ってきます。
種から発芽する植物の場合、いきなりそこそこの大きさがあるので、光の強弱に耐えられる場合が多いでしょうが、陰性植物であるシダのそれも胞子ですからかなり強光には弱いです。
太陽の直射光など当てようものなら一瞬で枯死します。
高校のBiology Clubさんが同じ木性シダのマルハチについて研究された貴重なデータがあります。

シダ植物の前葉体形成に関する研究

これによると、多くのシダで、発芽から前葉体の形成まで2000~2500Luxの光が適当であるようです。
光に関する単位っていっぱいあって、理系でない私はよく理解していないんですが、Luxとは光源によって照らされている面の明るさの事だそうです。
以下に様々な場所の明るさ(Lux)の目安になる表を見つけましたので~。

照度と明るさの目安

んじゃあ2000~2500Luxってどのくらい?どうやって再現すれば…。
と、言う事なんですが、蛍光灯で十分です。
厳密にやろうと思えば照度計を買って測ればいいんでしょうが、そんなお金があったら原木を買いますよね(笑)
で、こんなデータを見つけました。水草用品、その他ネット通販大手チ○ームさんのコラム。

水槽用蛍光灯の照度比較

これによると、おおよそ光源から30㎝くらいの距離で、30Wの蛍光灯を照らせば良い。
と、言う事ですね。
これで無問題。
現在スカローさんは60Wで照らしている水槽に入れているので、こんな感じに遮光して照度を調節してます。@IMG_1068
@IMG_1069

適当ですね…・゚゚(;´Д`)・゚゚







日陰に負けない野郎ども

低光量と無風、高温、高湿度でもそれなりに育ってくれている優秀なのもいます。

@IMG_1035
Erythrina boninensis (Syn. E. variegata) 

@IMG_1036
Annona cherimolia

@IMG_1034
Erythrina herbacea

@IMG_1033
Heliconia schiedeana

それでもクチクラ層は薄いと思います。しかし、徒長してないだけ良い子です。

冬の実生はそれぞれの種の生育環境を考えた上で、計画的(私には無理)に行なわないとモヤシの大量生産に終わってしまいますね。

何事も考えて、トライして、失敗する。そして経験を積むしかないですね~。
(^_^ゞ
生きてますた。
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