めざせ!古代の森 ディクソニア培養記

これといったコンセプトの無い、しょっぱいブログに書き込んで下さる奇特な方々の、そのまた一部のさらに胞子培養というナウシカばりの日陰の趣味に興味を持って下さった心のきれい?な方々から、小さな反響があったので培養記をば。←日本語長い・゚゚(;´Д`)・゚゚

ある方が庭に植えたディクソニア・アンルクティカに胞子が出来たのだそうだ。
そして運良く新鮮な胞子を分けて頂けることになった。
早速ネットでシダの培養方法について調べてみた。
私の記憶が確かならば2007年12月1日に味噌のカップに胞子を蒔いた。

1週間後 2007年12月8日
なんか緑色の苔のようなものが生えてきた。
@I20071208

その2週間後 2007年12月22日
ちょっと育ったか?
@20071222
そのひと月と2週間後 2008年2月14日
だいぶ前葉体が育った。苔やシダは胞子から生まれた前葉体が成熟し、精子を放出して受精するらしい。そして胞子体が誕生する。自分達がシダと言っているのは子孫繁栄の為の胞子体だったのだ。
不思議な生活様式だ。中学校か高校で習った?記憶にございません。
@2008214
さらにその10日後くらい 2008年3月23日
緑の絨毯のよう。ちょっと密に蒔き過ぎたか。
@2008323
そのひと月後 2008年4月20日
ゼニゴケ状態。もうそろそろ夢精いや受精か。と思ったら真ん中に見えるでしょうか?胞子体を確認。ほっそい茎にハート型の葉っぱが付いてる。
約5ヶ月で胞子体が出来るらしい。
@20080420
そして2週間後 2008年5月13日
1・2・サーン
@2008513
そしていきなり飛んで5ヶ月後 2008年10月26日
なぜ飛んだかというと夏に高温で成長が鈍ったことと、外気への順化に失敗して胞子体の先を枯らして、写真を撮ってなかったから。
なんとか復活して、もさもさっと胞子体が密生している。多くが受精した模様。
@20081026jpg
中にはシダらしい複葉に成りかけのものも。
@IMG_0759
@IMG_0761

栽培データ

培養土  水槽で使い古したアクアソイル・アマゾニア(煮沸殺菌)
光    水槽用蛍光灯(始め15W2灯 夏場は室内の極弱光 現在20W3灯)
     光の波長では青色の分布域の光があると前葉体の成熟が早いらしい。
     普通の3波長型蛍光灯でOK。
水・肥料 ハイポネックス原液と活力剤を適当に水で薄めて霧吹き
     肥料を与えると目に見えて色が濃くなる。胞子には栄養がないので初期から与える。
温度   初期(冬)19℃キープ(熱帯魚用ヒーター)夏は水道チョロチョロで温度を下げる。
     それでも30℃くらいになる事も。現在25℃
容器   味噌カップ(プラスチック片をL字に曲げてカップの端っこに接着。水抜き用)

ポイント
1)新鮮な胞子は発芽率がいいみたい。でも、半年くらいまではけっこう発芽するそうです。
2)直射日光はダメ。室内に置くにしてもかなり弱光の場所。
3)18℃~25℃くらいがお好き。高温ダメ 夏は調子を崩す。
4)熱帯魚用の設備があると便利。
5)用土は比重が重く多孔質なものがいい。
6)水抜きを作っておくといい。水が入れ替わるのが自然の環境でしょう。時には霧吹きでバンバン水をかけて用土を洗い流すと容器内を清潔に保て生育が良い。
8)水の与え過ぎで根ぐされする事は無い。湿度には敏感で少しでも乾燥すると葉先が茶色く痛む。
9)前葉体が成熟してきたら受精を助ける為に、水をしっかりかけてやる。

その他
カップ2つで育てているが、片方の受精率が悪い。同じ条件のはずなのに?
あ~つかれた。

そこのあなた!!
ヒマな事してんな~とか言っちゃo(*≧◇≦)o″ダメ!!
めんどくさがらず挑戦するのだ。
お金がある人は素直に木を買うべし!


追記
さっき脳の海馬にコンタクトを取ったら、胞子を蒔いたのは2007年11月26日くらいだったような気がする。だから1枚目の画像は約2週間後って事になる。
でも1週間でなんとか針の先くらいの前葉体が目視できたよん。


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No title

すんげ~面倒くさそう…。
胞子をバラ蒔いても勝手に生えませんでした。
依って、再挑戦は致しません。(笑)

No title

これは貴重な栽培資料ですよ。
僕はカビを恐れるあまり十分に保肥保湿できなかったのが敗因かも。
しかし地道な努力がものを言う良い例ですねw
20~25度が適温という事でしょうか。

まぁ~さん

すんげ~めんどくさいと言えば、めんどくさいですよ。
約1年経っても数㎜ですし。
でも栽培というより培養って雰囲気で実験魂をくすぐられておもろい。
ちなみに自分はまったく理系ではありまへん。

かげさん

カビは恐いですよね。ネット上にも幾つか栽培記録を発見したんですが、夏にカビにやられてる人が多かったです。
日本では、胞子は今頃の時期から出来るようですから、設備があれば冬にスタートするのがベストのように思います。
栽培法はネットの情報を参考に自分で改良を加えてみました。
シダの前葉体は滝や小川のそばの常に水しぶきがかかるような所に多く生えますから、水はジャンジャンかけて問題ないようです。
赤玉土やアクアソイルなどの団粒土系はイオン交換がどうのとかで保肥力もあるみたいですからオススメです。水が好きなタイプの苔やシダが、きれいに厚く茂っているような場所の表土も黒っぽい栄養豊富そうな土ですし。
用土のPHは酸性が良いのかアルカリ性が良いのか判りませんでしたから、あえて使い古しにしました。
それと、受精にはカルシウムイオン?だかカリウムイオンだか?が鍵になるとか聞きかじっていたので活力剤を与えてみてます。
温度はもうちょっと涼しくても良いような気がします。高温だと蒸れますし、16℃~ぐらいからでも良いと思います。熱帯魚用ヒーターの最低温度の設定で。
今は別の植物も一緒に入ってるので少し高めに設定してます。
地道というかタダの物好きです(^_^)

No title

オニヒカゲワラビは何度か挑戦してまぐれでできたんですが、調子に乗って挑戦したディクソニアは見事にこけました。Pさんが胞子を出しているんですが結構高くなってます。2~3順で落ち着くかと思ってたんですがシダ人気高そうですね。

きむしんさん

オニヒカゲワラビ初めて聞きました。山菜としても食べられるのかな?
Pさん?が出してる胞子ってニュージーランドのTree Fernの事ですか?

No title

そう。食べられることにつられて手をだしてしまいました。Pさんは耐寒木性シダで2種類出てます。また来年ハマーさんから分けてもらおうかなぁ。

きむしんさん

オニヒカゲシダ食べたら感想聞かせて下さい(^_^)

No title

こんばんは。
貴重な成長記録ですね~。
こんな小さな胞子体が巨大になるなんて凄いですね。
毎年凄い量の胞子が庭に飛散してる筈だし毎日幹に水を
掛けてるので株周りはかなり湿潤ですが前葉体の気配すら
しませんね。
日本の気候にも対応して生育はするけど
自然繁殖は無理みたいですね。

SAKUさん

どうも~(^_^)
SAKUさん家のディクの子供達はもうすぐ1歳ですよ。
気が向いたら写真を取ってただけなので、間隔がバラバラです。
自然繁殖は無理そうなんですね。幹が立つくらいに成長しないと日本の気候には耐えられないんでしょうね。
以前オークションに胞子から育てて8年めという株が出てましたが、まだ幹はありませんでした。幹が出来るまで10年はかかりそうです・゚゚(;´Д`)・゚゚


はじめましてっ

こんばんは。
以前よりソテツとかで拝見させてもらってましたが、ディクソニア胞子栽培に挑戦するんで非常にお勉強になります^^
今後ともよろしくお願いします~

はっぱ

はじめまして。半年放置してすみません。(汗)
胞子栽培挑戦されるのですね。
もうけっこう育ってる頃ですかね。
半年と言えば、大人の葉っぱが出始める頃ですかね。
この夏を乗りきれれば希望が見えてきますね。
(^_^ゞ
生きてますた。
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